実はすごい、ナマコ
しかし、実はその体には非常に多くの栄養成分を含んでおり、「超」が付くぐらいの優れものの食材。
古くから中国では朝鮮人参以上の薬効があると言われており、
「海参(ハイシェン)」と呼ばれ、滋養強壮に効く漢方薬として用いられてきました。
ナマコの主な栄養成分?
- コラーゲン
- カルシウム
- タウリン
- ビタミンB群
- ビタミンE
- コンドロイチン
- ヨウ素
- マグネシウム
- SOD
- サポニン
- フロンドシドA
- 18種アミノ酸
上記で紹介した栄養素はほんの一部で、ナマコには50種類以上の天然栄養成分が含まれていますが、
カロリーは1匹あたり(160g)37キロカロリーととてもヘルシーです。
中でも特に注目すべき栄養素が、サポニンとフロンドシドAとアミノ酸(必須アミノ酸含む18全種)です。
アメージングパウダー
ナマコの栄養を丸ごと摂取できる新技術により生まれました。
- 世界初の薬品添加のない養殖技術により安定供給
- 無菌乾燥システム(フレッシュブルシステム)技術
食品無菌粉末化 - 抗ガン作用のあるサポニン抽出特許技術
- 口腔カンジタ症予防ゼリー
(岩手生物工学研究センターとの共同開発) - 酵素分解による低分子化粉末の製造
陸上産卵ナマコ養殖
中国などでは盛んにナマコ海上養殖を行っているが、病気に弱いナマコには抗生物質的な薬品が与えられ、産卵強制誘発剤としてホルモン注射などを利用しています。
また、ナマコには雄雌の分別が難しく産卵誘発剤は1本あたり1万円超と効果なため、1割に満たない雌の数に対してではなく全体に注射を行っていた従来方法ではコスト的には大変高額になっていた。
この度我々は雌雄判別を事前に把握する方法を備え、且つ薬品を一切使用しない完全オーガニックなナマコの種苗産卵に成功している。
*種苗産卵のみ含有サポニン量の関係で北海道施設限定になります。
*10㎜~30㎜までの育成
従来はシリカ含有餌などあらゆる原料を試されてきたが、ナマコ養殖において決定的な原料は見つかっていなかった。
しかし我々は特定の成分を餌にすることにより、病気に強く成長も極端に早い結果が得られたことで陸上養殖の安定運営を可能にした。
またナマコに含まれる抽出有効成分は中間畜養を行った海や品種により成分種類が異なることが分かり、用途に応じたナマコ品種を効率的に養殖することができる。
また、水底部分に酸素を従来送ることが不可能とされていた部分を革新的に変える装置が開発され、これにより排泄物は再度バクテリア分解され餌の補助となることで従来の餌コストを各段に削減できる。
全国地方の漁協では先に上げた課題によって使用されていない施設や、一方で人口減少により廃校になったものの使用用途が未定のまま取り壊し予算をとれず漂っている。
これらを今だからこそ活用できる。